Pyro Effects

基本的な作成方法

シェルフのPyro FXタブでFlamesなどを選択。
Fluid化したいオブジェクトを選び、Enter

AutoDopNetwork

Pyroに限らず、DOPをシェルフから自動で作成すると、AutoDopNetworkノードが作成される。
中を開くと大量のノードネットワークが作成されていることがわかる。
各種ノードに対する理解が浅いうちは表層のノードのみを使うようにしたい。

Flames作成直後のAutoDopNetwork

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pyro(Smoke)

個々のPyroオブジェクトの動作を決定するノード
Guidesタブで見た目の調整用表示切り替えなどを行う。

resize_container(Gas Resize Fluid Container)

Fluidの状態に合わせてサイズが可変のFluidコンテナ

source_fuel_from_sphere_object1(Source Volume)

Fluidボリュームの発生源となるオブジェクト形状を入力するノード

pyrosolver(Pylo Solver)

煙と炎のソルバ。
smoke solverノードもあるようだが、pyroは上位版と言えるノードらしい。(Smoke Solver+燃焼モデルの複合ノードとのこと)
Pyroに関わる計算の精度など、大域的な調整を行う。

Pyro Effectの基本プロセス

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Fuel[Fuel]:燃料

燃料の特性、材質

Burn:燃焼

燃料を炎と煙に変換するためのフィールド

Flames[Heat]:炎

Smoke[Density]:煙

煙。炎を正しくレンダリングする際に必要。

Temperature[Temperature]:温度

燃料の発火点や炎や煙の立ち昇るスピードなど。

Buoyancy:浮力

Expansion[Divergence]:拡大/発散

炎と煙の拡散の度合い

燃焼のプロセス

発火は、燃料の温度(Temparature)が燃料の発火点を超えた時に発生する。

発火点/燃焼
Fuel * BurnRate

煙の発生度合い
burn * soot rate


Maximam of heat , burn

燃焼による拡散の度合い
burn * gas_release * burn_influence

燃焼による温度変化
burn * heat output * temp_burn_influence

燃焼による燃料の減少
burn * ( 1 – fuel inefficiency )

各パラメータの関連(制御に使うパラメータ)

Smoke(Density)
Fuel/Burn Rate/Smoke Amount

Flames(Heat)
Fuel/Burn Rate

Temperature
Fuel/Burn Rate/Flame Contribution/Burn Contribution

Expantion(Divergence)
Fuel/Burn Rate/Gas Released

Pyro Solverノード 主なSimulationパラメータ

Buoyancy Lift
炎や煙の上昇の度合い

Burn Rate
燃えやすさ

Temperature Output
燃焼することで発生する熱、この数値が高いと炎や煙がより早く上昇する。

gas_released
年常時に発生するガスのスケール係数。
燃料が気化する速度?
この数値が高いとより炎が広がって燃える。
このパラメータの影響は、Divergenceを表示することで確認できる